実は…私は昔から、本を読むのが苦手でした。
子どもの頃の読書感想文は、映画になっているものを選んで、映画を見て書いていたレベル!!
活字を見ただけで眠くなるし、最後まで読み切った記憶もほとんどなくて、「読書って苦行じゃない?」とさえ思ってた。
そんな私が、まさか本にハマる日が来るなんて思ってもいませんでした。
そのきっかけになったのが、池井戸潤さんの『半沢直樹』シリーズでした。
当時、テレビで始まったドラマ「半沢直樹」。
勢いある演技やストーリー展開に毎週ドキドキして「続きが気になる…」と悶々としちゃって。
「もういっそのこと、原作読んじゃう?!」と思って、初めて自分から本を買いに行ったんです。
それが、『オレたちバブル入行組』。
言わずと知れた、半沢直樹シリーズの第1作目です。
びっくりしました。
「え、本ってこんなに面白かったの?」って。
テンポが良くて、登場人物のセリフが生き生きしていて、まるで映画を読んでいるような感覚。
しかも、スカッとする勧善懲悪のストーリー展開がたまらなく気持ちいい!
あっという間に読み終えてしまった…
イライラとスッキリが交互にやってきて、読み終えたあとの爽快感がクセになりました。
それまで読書が苦手だった私にとって、まさに「読書の扉」を開いてくれた1冊です。
もしあなたも、「本は苦手…」と思っているなら、
ぜひこの作品を読んでみてほしい。

『オレたちバブル入行組』(池井戸潤・講談社)
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この作品をきっかけに、私は池井戸作品にどっぷりハマり、
気づけば「下町ロケット」や「空飛ぶタイヤ」など、どんどん読むようになっていました。
(この2作品についてはまた別の記事でご紹介しますね)
「読書って、私には無理」と思っていた私が、こんなに夢中になった作品に出会えたこと。
それは、忙しい毎日の中でちょっとした「自分時間のご褒美」になりました。
「読むのが苦手…」という方こそ、この1冊から始めてみてほしい。
本当に、池井戸潤さんの作品は、読書に慣れていない人が読み始めるのにちょうど良いものがたくさんです!
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